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ワンコのボランティアで天手古舞

テンテコダンスを踊っていますよ、連日…。

ここラスベガスにはいくつもの犬猫のレスキュー団体があり、皆さん、献身的に恵まれない犬猫を世話しています。先々週から私も、みなしご君を1匹預かってきました。スノークレーク君。夫いわく、「なんだ、なよなよした女みたいな名前。スノーフレーク(雪片)じゃなくて、スノーストーム(雪嵐)に変えちゃえ」――そんな、勝手に一時預かりのワンコの名前を変えられません。

スノーフレーク君は生まれながらにして右足が動きません。だから歩くときは飛び跳ねるように歩きます。かわいそうなスノーフレーク君。皆から同情され、大切に育てられてきたのでしょう…甘やかされた結果、捨てられてしまった…。

自宅に到着すると、早速、その暴れん坊ぶりがさく裂しました。まず、家中におしっこ!シャワーに入れたら大暴れで私の方がずぶ濡れ。丹念にドライヤーで乾かして庭に出したら、下痢をして真っ白な毛が下痢だらけ。はい、シャワーやり直し!とにかく1日中泣く、鳴く、叫ぶ、私たちの耳がどうにかなりそう。うちのワンコ、バクスターと大喧嘩して流血の騒ぎ(障害があっても負けずに戦う!)、散歩に連れて行ったら右へ左へ駆け回って私の足に紐が絡みつく…。

わー、犬のあらゆる問題を詰め込んだような、スノークレーク君(左)。

しかしこのままでは、この子は誰にもらわれても嫌われて戻されます。だから決めました。この問題をどうにか解決します!――私なんかに何ができる?――分からない――誰か助けて――いいや、どうにかします!

まずトイレはどうにかなってきました。家の中を歩く時はご褒美を手に持って、おしっこをさせないように庭まで誘導。しそうになったら「No!」。庭でおしっこをしたら、すかさず「Good job!」と褒めちぎって、ご褒美をあげる。先週は寒かったので、凍えながら庭中、スノーフレーク君のお尻を追いかけまわしていました。室内には常にスノーフレーク君の叫び声が響き渡り、バクスターとの喧嘩の仲裁をしては足を噛まれ、なんだか私の具合が悪くなってきました。

そんなタイミングで、バクスターの左目が超充血。動物病院に連れて行って目薬をもらって今度はバクスターを追いかけまわし、1日2回目薬をさしては吠えられ…それを見ていた夫が手伝いもせずに大爆笑。あそっか、私は犬を3匹飼っているのね!(←せめてもの!)

でも、自分以外の生き物のために時間や労力を割くって、きっと素晴らしい体験ですよね。今まで自分のみのために時間を使ってきた人生を顧みると、全然&全然足りないぐらいでしょう。

次の課題克服も割とうまくいっているので、また後日報告させてください。

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