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ワクチン接種後感染した義姉の話

先週、コロナとの戦いの最前線にいる看護婦の義姉と外で立ち話をしたのですが、義姉はちょうどワクチン(2回とも)を接種したばかりとのこと。それでもマスクをしていたので、「姉さんはもうマスクいらないんじゃないの?この騒ぎから一抜けで自由の身に?」などと、今から考えると非常にアホなことを質問してしまいました。


すると義姉は「ううん、ワクチンはあくまでも症状が悪化しないためのもの。だからマスクやその他の防備は必要よ。インフルエンザの予防接種を受けても、かかるでしょう?同じことなのよ」。


確かに。


私はうかつにもその事実を忘れて、ワクチンを打ったらもうダンスにでも何にでも出掛けられると思い込んでいました…。


「だから怖いの。ワクチンを皆が打ち始めたら、もう大丈夫と勘違いして逆に感染が広がるかも」…反省です。


姉は2回とも特にアレルギー反応などはなく、同僚の看護師さんたちも大丈夫だったと言います。接種に抵抗はなかったのか聞くと、「自分を守るというより、家族を守るために受けたの。私はどうなってもいい。でも家で家族にうつしたくない」。コロナ患者対応の最前線にいる義姉、そして医療従事者の方々に心から感謝です。


しかし、昨日、姉から連絡がありました。コロナ患者対応に追われる中、ついに感染してしまったと。ワクチンを打って間もない頃で、まだ効果が十分に出ていない隙間でした。


彼女が守りたかった家族――ご主人や家にちょくちょく訪れている娘さんたちは今、検査結果待ちです。


看護師の義姉2人(うち1人は同僚が既にコロナで4人死亡)は口をそろえて言います。「コロナ軽視のトランプ大統領はどうかしている。現場は悲惨な状況なのに」。他にも、うちは既に叔母と叔父がコロナで亡くなっています。


コロナ軽視は「きちんと感染対策をした上で軽視(怖がり過ぎない、という意味で)」はいいのですけど、「感染対策も軽視して、コロナも軽視」の人がいるから困ったものです。



今年のクリスマスは、屋外で「距離×マスク×短時間」を守ってギフト交換をしました




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