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夫の元カノ

なんてタイトルを付けると意味深ですね^^。 実はアメリカで結婚をすると、夫の元カノや元妻と付き合う機会が結構出てくるんです。今日はそのことについて書いてみたいと思います。もちろん夫が子持ちの場合(離婚大国アメリカでは結構多い)ですけどね。 私には血のつながった子どもはいませんが、血のつながっていない娘ちゃんがいます。夫と元カノの娘です。結婚したとき、もう20歳を超えていたので同居はしていませんが、よく一緒に時間を過ごしました。そして娘ちゃんが結婚するとき、両親の顔合わせ食事会や話し合いに私までおまけで連れて行かれました。向こうの両親、夫と元カノ+私で、「どなた?」って感じです^^。夫と元カノがバージンロードを歩くのを拍手しながら見守ったり、二人の写真を撮ったり、なんだかやたらに夫と元カノが出るイベントのサポーターになっています。

元カノとの時間は、最初はちょっと緊張ものでした。夫と付き合った後、誰とも付き合わずに独身を通している元カノさん。食事会の途中で夫が元カノに話しかけろと肘でつつくので、一生懸命話しかけましたが、「Yes」などの極限まで短い返事だけで会話が途切れてしまい、雑誌記者並みのインタビュー状態で冷や汗をかきました。でもやがて娘ちゃんに赤ちゃんが生まれ、元カノも私も一緒に赤ちゃんを囲んでいると、母親としての苦労もしていない私なんかが思うべきことじゃないかもしれませんが、皆、この小さな命を守りたいという思いでつながっていると感じて温かい気持ちになります。 日本だと特に離婚後、親権をどちらかの親が取るので、元妻や、元夫の現在の妻などに会う機会ってそうそうないですよね。でもアメリカは片方の親が親権を100%取ることはほぼないので、離婚後も親は共同で子育てをし、その延長線上にこのような長い付き合いがあります。子どもの気持ちを考えると、親が離婚したからといって、片方と断絶しなければならないなんて、とても悲しいことと思います。だからそう考えたとき、私が末席に参加させていただいているのは、とても意味あることに思えます。 今では元カノともすっかり仲良しです。いつも長いお話をしてくれて、きつ~いハグもしてくれますよ。

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