ひしひしと感じる、機械化――失われゆく仕事

 10年前にアメリカに来たときに、スーパーのレジがセルフサービス化されていることに驚いた私ですが、先週行ったマクドナルドでは注文カウンターが機械になっていました(下写真)。

 もちろん人間がいるカウンターは残っていますが、そこにいるのは一人だけ。以前は4~5人並んでワイワイしていたものですが…。またこの機械がスマホを巨大化したようなデザインで、注文しやすい!しかも例えば「スイーツ」を押したら、全てのスイーツメニューの写真を見ることができるので、人間にいちいち口頭で説明してもらうよりもむしろ分かりやすいのです。

 しかし以前、4~5人並んで働いていた人々のうち、1人だけが残ったわけで…他の皆さんは機械君の登場でお休みになったのでしょうか。

 昨日、Sam's Clubで買い物していたら、「無料サンプルはいかがですか?」とやたらに可愛い声で話しかけられました。「無料」の言葉に耳ざとく振り返ると、こんな機械が佇んでいました(下写真)。

 近づくとパッと画面が変わって「こんなにおいしい紅茶ですよ」と絵と言葉で畳みかけ、サンプルをあげるから、会員証をスキャンしてね」と。  人にもよるかもしれませんが、人間が配っているサンプルよりむしろ受け取りやすい!説明まで写真付きで聞いちゃったじゃないですか。  はい、また、ここでサンプル配りの方の仕事がなくなっています。この子(機械)は疲れ知らずで延々と働いてくれるはずです…。  そういえば、ロサンゼルスで人気の回転ずしチェーン店のKulaさんでは、もうおすしを作るのから(機械がする)、注文(タッチパネルでする)、おすしを運んでくること(ジェットマシンみたいなので来る)、会計まで機械化されていました。  高い福利厚生費を支払わずに済む機械のスタッフ。文句も言わず、壊れるまで働いてくれます。サービスを受ける側も、機械の画面と接している方が、人間と接するよりも楽と考える人も多くなり、職場の機械化はこのまま加速度を上げて進んでいくのでしょうね。 自分は機械にはできないどのようなサービスができるか、しみじみ考えさせられる今日この頃です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ロサンゼルスの広告代理店・編集プロダクション 「Ruコミュニケーションズ」のHomeにもぜひお立ち寄りください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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