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アメリカの不思議、電化製品

日本の扇風機って、オンにすると、まず「弱」で次が「中」そして、一番最後が「強」ですよね。

でもアメリカの扇風機ってほとんどが、まず最初がいきなり「強」なんです。電化製品も辛かろうに、ゼロで休んでいたのに、つけるや否や最強パワー出さされて、次が「中」、そしてせっかくこなれてきたのに最後が「弱」なんですよ。

同じことがガスコンロにも言えます。

火が点いてない状態から、ひねったらまず最初が「強」ですよ。私がガスコンロだったら「俺休んでたのにいきなり何さすんですか!」とか言いそう。そして最もひねった状態が「弱」。だから弱火で煮ものとかしてて、消そうと思ったら、「強」を通らなきゃ切れないので、最後に怒ったようにボワ!と強い火が出ます。

日本人だと、やっぱり順序を追って、切れた状態から弱火になり、中火になり、強火に!っていきたいですよね。そしてこういうところにアメリカ生活の縮図があります。なんだか違和感あるけど、へえ、おもしろいね、異文化…こんなこともちろん何のストレスにもならない――はずが、150個ぐらいたまった時に急にグタっと来るのです。

【アメリカの扇風機の公式】

音:日本の扇風機×10

風:日本の扇風機÷10

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