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義娘の子育て★体罰再考【アメリカ】

December 10, 2019

私の時代の日本は、体罰は当たり前でした。

 

家庭でも何かしたら、説明なくほっぺたバシーン!頭ゴツーン!

 

中学校ではソフトボール部に所属していましたが、バント練習でボールが1メートル以上転がったら、先生からげんこつをいただいていました。帰り道、皆で頭を触り合ったら見事に凸凹で、頭の形が変わってしまっていたのを覚えています。

 

そんな私ですから、物心つかない幼い子には体罰も良し、体で覚えさせるのことも良いんじゃないか?と思っていました。

 

でも今年春、うちに泊まりに来た義娘家族を見て、その考えは完全に変わりました。

義娘の2歳の息子(私の義孫)は元気いっぱい。私たちが贈った子ども用トンカチやシャベルをいつも握りしめています。ある日、義娘が「出かけますよ、靴を履きなさい。トンカチを渡してちょうだい」と言うと、孫ちんが「やだやだ!トンカチ持っていたいの!!!」と駄々をこねて泣き始めました。

 

ここでうちの親だったら、「うるさい!」とトンカチをぶん取った上に、なんならげんこつも落としていたでしょう。

 

でも義娘は違いました。「今は靴を履いて外に行くのよ。靴を履くには両手がいるでしょう?その間、マミーが持っているだけ。その後、また持ってもいいのよ」と、まるで大人に説明するように説明します。それでも孫ちんは、「ヤダヤダー!!!えーん!」。

 

それでも義娘は、しゃがんで孫ちんの顔を見ながら優しい声で説明し続けました。するとついに孫ちんが納得しました。「おっけ…」。義娘は大いに褒めました。「本当に●●君は偉いわ!さあ出かけましょう」(そして約束通り、車の中でトンカチを渡していました)。

 

興味深く観察していると、義娘の態度は「いつも」穏やかでした。怒ること、声を荒げること、ましてや叩くこともなく、落ち着いた声で丁寧に説明しています。

 

その後、今度は義姉たちが義娘の家に泊まったのですが、同じことに驚いていました。「▲▲(義娘の名前)って本当忍耐強い。2歳児だけじゃなく1歳の赤ちゃんにも丁寧に説明してたのよ!私たちなら怒鳴ってるわ!」(もちろん、義姉たちも体罰はしません)。さらには、孫ちんが既に「癇癪を起さない子ども」になっていることにも驚いていました。何かほしいときも、母親に穏やかに理由を説明しています。

 

この子たちは「怒る」「キレる」「叩く」という行動パターンに触れずに、それを知らずに育っているんですねえ…。私なんかだと「うるさい!」&ゴツーン!説明なし!というキレ教育で育てられたので、三つ子の魂百まで…そういう対応が骨身に染みついています。だから今も言葉で丁寧に説明するなんて、そう簡単にはできません。中高年なのにぷっとむくれたりして、本当、かわいくないどころか情けないです。

 

駄々をこねる子どもと向き合って穏やかに説明…というのはなかなかできないことだと思います。怒って叩いた方が早いんですから…でも、三つ子の魂百までだからこそ、幼児の頃に体罰ではなく穏やかに接することの方が大切なのかもしれません。私もそんな風に育てられたら、きっと過去の恋人たちにもキレたりむくれたりせずに、穏やかな言葉で話して解決できたんじゃないかな…なんて思います。自分が親だったら、きっと難しいことでしょう。でも、子どもの将来を考えたら、その方向に死に物狂いで努力したいと思うのです。

 

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