

感染した義姉、その後
よかった!義姉の夫は陰性でした。さらにちょくちょく訪れていた娘さんたちも大丈夫でした。また、姉自身もワクチンが効いてきて、全く悪化せずに快方に向かっています。 こういう時、アメリカの家は広いからいいですね。2人はそれぞれ広々とした1階を夫、2階を義姉と分けて生活しているそうです。 それにしても、今回は考えさせられました。医療従事者の方々は、大切な家族を危険に晒してまで他人に尽くしているんですね…想像では分かっていましたが…。しかも未だ不安が残る(私は"私には"安全だと判断していますが)ワクチンをまるで実験台のように先に打たなければならないなんて…。 もう一人の義姉はパンデミックが始まった頃にたまたま関係ない理由で仕事を辞めているのですが、今、どんなに人手が足りなくても「医療現場に戻る気はない」と言っています。「私たちは看護学校の卒業式で誓ったんだけどね…何よりも患者を優先すると…」。迷いのある眼差しでそう言う義姉を誰がとがめられるものですか…。 医療従事者の方々にどんな恩返しをしても、私たちは足りません…。 *******************


ワクチン接種後感染した義姉の話
先週、コロナとの戦いの最前線にいる看護婦の義姉と外で立ち話をしたのですが、義姉はちょうどワクチン(2回とも)を接種したばかりとのこと。それでもマスクをしていたので、「姉さんはもうマスクいらないんじゃないの?この騒ぎから一抜けで自由の身に?」などと、今から考えると非常にアホなことを質問してしまいました。 すると義姉は「ううん、ワクチンはあくまでも症状が悪化しないためのもの。だからマスクやその他の防備は必要よ。インフルエンザの予防接種を受けても、かかるでしょう?同じことなのよ」。 確かに。 私はうかつにもその事実を忘れて、ワクチンを打ったらもうダンスにでも何にでも出掛けられると思い込んでいました…。 「だから怖いの。ワクチンを皆が打ち始めたら、もう大丈夫と勘違いして逆に感染が広がるかも」…反省です。 姉は2回とも特にアレルギー反応などはなく、同僚の看護師さんたちも大丈夫だったと言います。接種に抵抗はなかったのか聞くと、「自分を守るというより、家族を守るために受けたの。私はどうなってもいい。でも家で家族にうつしたくない」。コロナ患者対応の最前線にいる義